ピアノの修理でオーバーホールが必要になる症状

ピアノの修理でオーバーホールが必要になる症状

通常の修理ではなく、オーバーホールを検討した方が良いピアノの例を見ていきましょう。
まずは、長年にわたって放置されてきたピアノです。
定期メンテナンスはもちろん、誰も弾く人がいないまま何十年も放置されている場合は修理よりも大々的なパーツの入れ替えが必要となる可能性があります。
湿度・温度管理が出来ていない、廃校に置かれたままの状態なども同様です。
他にも中古で譲り受けたアンティークなものであったり、火災・水害に遭遇したピアノも修理では間に合わない可能性が高いです。
こういった状況で見られる症状としては、ハンマーやそれを包むフェルト、弦の劣化などが挙げられます。
数箇所程度なら修理が可能ですが、何十箇所ともなればオーバーホールの方が良い場合があります。
鍵盤が下がったままになっていたり、めくれて変形していたりする場合も同様です。
長い間調律が満足に行われず音程が狂っていたり、弦が切れていたりといった症状も同じく分解・交換の作業を要する可能性があります。

ピアノのハンマー交換が必要となるタイミング

弦を叩く役割を持つハンマーは、木の芯にフェルトを包んだ状態のパーツです。
音を出そうとする時にキーを指で押せば、そのキーがハンマーのフェルト部分を叩いてそれが連動して弦をヒットするという構造です。
キーを打鍵するごとに、すなわち鍵盤を弾くたびにフェルト部分が叩かれて徐々に硬化していきます。
ハンマーのフェルト部が度重なるヒットにより、固く薄くなってしまうとハンマーが傷んでいる状態であると診断され、これがハンマー交換のタイミングです。
一般的には毎日数時間ピアノを弾くのであれば、3〜4年に一度は交換する必要があるとされています。
ピアノのハンマー交換作業は、傷んだハンマーを全て取り除き交換するのが多いです。
新しいパーツに入れ替えた後、全体のバランスを見つつ持ち主である演奏者の希望を聞きつつ音を作っていくのが通常です。
フェルト部分だけを交換する作業もあり、こちらの方が本体全てを交換するよりもリーズナブルですが受け付けていない企業もあることを覚えておきましょう。

ピアノに関する情報サイト
ピアノ修理の豆知識

ピアノは楽器の王様とも言われるほど特別な響きを持つ存在であり、幼稚園や学校でその音色に憧れて習った人もいるのではないでしょうか。しかし長年使っているうちに知らず知らずのうちに傷がついたり、銀板の不調や音質や音量の変化が生じてきます。費用の節約や好みの音色に合わせるためにも、なんとか自分で音の調節をしたいところですが、知識がないまま作業をしてしまうと、状態が悪化してしまう恐れがあります。そこでここでは自分で調律を行い長持ちさせるための知識を深めて、それに必要な道具と正しいやり方についてのご紹介をいたします。

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